会社概要

会社名株式会社ファンテイズ
設立2023年4月6日
資本金300万円
本社所在地〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-8-3 小川町北ビル7F
代表者代表取締役 後藤芽依
事業内容不動産の売買、賃貸借、管理及び仲介
宅地建物取引業に基づく宅地建物取引業
資産の管理、運用コンサルティング業務
webサイト企画、制作、販売、運営
各種イベントの企画、制作、運営及び管理
免許宅地建物取引業 東京都知事(1)109623号

過去長らく不動産業に取り組み物件をご紹介する中で、様々なお客様に出会ってまいりました。中には、生活保護やご高齢の方、外国籍の方をはじめとする『住宅確保困難者』と呼ばれる方々も多くいらっしゃいました。

『住宅確保困難者』に該当してしまうと、事情がありどれだけ急いでいてもすぐに転居できるお部屋が見つからない実情があります。そのような苦労をされている方が多くいらっしゃるのは感じつつどこか対岸の火事のように感じておりました。

2つのきっかけ

1つ目のきっかけは2020年冬 叔母の生活保護受給が決定し部屋探しを依頼されましたが、やはりなかなか入居できる部屋が見つからないのです。不動産業に従事しながら身内の困りごとにすぐに対応できず、入居が決まるまで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

2つ目のきっかけは2022年夏 地方で一人で暮らす叔父の自宅で半年以上水道が利用されていないと水道局から連絡がありました。急いで叔父の家に向かうと、そこには帰らぬ人となり半年以上経過した叔父がおりました。 誰にも看取られず冷たい床で長い期間横たわったままになっていたのです。

悲しみと同時に猛烈な後悔に襲われました。沢山の後悔の中、慌ただしく葬儀を終え再び叔父の自宅に訪れると前回来た時には事態が事態で気付けませんでしたが、幼い頃に毎週のように訪れた思い出の詰まったその家はまるで廃墟のように変わり果ててしまっていたのです。

親族でこの家を使う人はもう居らず、このままでは誰にも活用されず本当の廃屋となってしまう。思い出の詰まったこの家に、そのような道を辿らせたくないと強く思いました。

前職での出会い

2つのきっかけから私は自身の培ってきた経験を活かし、叔父のような最期を迎える人、それに向き合うべきことになる家族、また、事情があっても転居先が見つかず辛い思いをされる方々を減らせるのではないかと思いました。

しかし、自身の力だけでは厳しい部分も多いと感じていたところ、前職にて取締役の橋立と出会いました。同じ不動産業界に長らく身を置いておりますが、橋立と私は全く違う分野の不動産業に携わっておりお互いがお互いをカバーできる。 橋立も時を同じくして親族の相続問題や相談、活用などを受けており双方が抱える思いは二人の力を併せれば解決に導けると確信しました。

空き家問題×住宅確保困難者問題に挑む

近年話題となっている物価高騰や賃金上昇の停滞への解決策として投資は日本人の必須知識となっていまいりました。今まで投資に縁遠かった方や若年層や女性にもコストが低くはじめられる空き家投資は資産運用に取り組みやすい投資のひとつだと思います。

投資としてではなく趣味や別荘などの利用を見出し空き家を活用することで空き家や住宅確保困難者問題は解決の一途を辿っていくと思っております。

空家の活用に興味を持っていただける方が少しでも増えるよう、不動産業の傍ら、個人で取得した空き家でDIY素人の私達ふたりが実際に作業し物件を生き返らせる様子を発信しております。